小さい頃から私達家族がお世話になっていたおばさんがいます。
このおばさん、実は私の母が教師なのですが、母の教え子のお母さんなんです。
うちの母は教師としてすごく親しみを持たれていたのか、こうして何年も前の教え子のお母さんとすごくいい関係を保っていて、今でも引き続き交流があります。
その中の1人が、このおばさんなのですが、私が小さい時に、母が学校の飲み会などで夜にいないという時に、おばさんの所に弟達と預けられていたことがあります。
それはそれで、普段食べれないものが食べれたり、甘やかしてもらえるのですごく楽しかったです。

そして、このおばさん、アーティフィシャルフラワー屋さんで働いていたので、我が家には、このおばさんからもらったのか買ったのか知りませんが、アーティフィシャルフラワーがたくさんありました。
母もそれを大変気に入っていたようです。
子供のころは、アーティフィシャルフラワーとは何かよくわかりませんでした。
観葉植物のアーティフィシャルフラワーというのでしょうか。
それと、胡蝶蘭のアーティフィシャルフラワーがあったのを覚えています。

それ以外にも定期的に何かを買っていたので(アーティフィシャルフラワーは生の花ではないので腐ることは絶対ありませんから、アーティフィシャルフラワーがどんどん家に増えていったのを覚えています)、家にはすごい数のアーティフィシャルフラワーがありました。
もちろん、このおばさんの家にもアーティフィシャルフラワーがあふれていたのですが、さすがプロです。

我が家はそれらを何となく無造作に置いているという感じがしましたが、そのおばさんの家では、すごくおしゃれにというか、花の持っている美しさを引き出すような置き方をしていたので、母は母で考えておいていたのでしょうが、やっぱりプロのそれとは違うなと感心させられました。
それを最近思いだし、生花は枯れるので嫌ですが、アーティフィシャルフラワーなら我が家のキッチンにでも置いておきたいなと思いました。