榛名山へ女性３人でドライブに出かけました。テレビで紅葉が見頃との放送があったので出かけることにしました。途中車の中で、赤城山に出かけるか、榛名山に出かけるか迷ったのですが、やはり最初の予定のとおり榛名山に出かけました。水沢観音を通り過ぎる頃から、少し木々も色づいてきましたが、残念ながら、いつも早めに赤いきれいな葉をつける、サクラの木は、もう、茶色の葉っぱになっていました。ここ、渋川の運動公園は、たくさんのサクラの木々があるのですが、きれいな紅葉は見られそうもないので、通り越しました。

お昼の買い物も兼ねて、伊香保の農産物販売上に立ち寄りました。店先で餅を焼いた物などを販売していたので、そちらの味見をしてから、餅を焼いた商品を３個購入しました。中に入ると、やはり野菜類はいつもより少なかったです。山の空気の良いところで昼食を食べようと言うことになったので、そこで、お弁当をそれぞれ、買いました。私はいなりずしを買いました。１０個ほど入ったものでしたので、多いと思ったのですが、皆で食べようと思いました。
榛名湖に向かう道は場所によっては、真っ赤に染まった紅葉もありましたが、まだ少し早かったです。しかし、湖畔について吾妻に向かう道に向かうと山の上は、見事な紅葉になっていました。特に天気も良かったので、太陽に照らされ、青空の中に立つ山々の紅葉は、赤、黄取り混ぜて山々を彩っていました。車を止めて、それぞれ、写真を撮ったあとで、シートを敷いてお昼にしました。山のきれいな空気の中できれいな紅葉を眺めながらの昼食はとても気持ちよいものでした。少し残念だったのは、裾のを彩るカラマツがまだ、少し色づいているだけで、あの真っ黄色の彩りにはなっていなかったことです。あと１週間も経たないうちになるとは、おもうのですが。

湖畔に下りてきてから、温泉に立ち寄りました。今回はゆうすげの元湯に立ち寄りました。２階のお風呂からも紅葉を見ることができて、ゆっくりと露天風呂につかりながらの紅葉見物です。地の利もあるのですが、５時間ほどのドライブで紅葉と温泉を楽しみました。

自分が子どもの頃、同居していた祖父が入れ歯を透明な小瓶に入れて消毒していました。台所の流しの横にその小瓶が置いてありましたので、台所に行くとどうしてもその小瓶が目に入り、いつも気持ち悪くなっていたことを思い出します。作り物であることは当然分かっていてもリアルにピンク色をした歯茎に金属が刺さっているのを見てゾッとしましたし、部分入れ歯でしたから途中で歯茎が切れているのにもゾッとしました。入れ歯をつけたり外したりするところを見るのも嫌でそういうときは顔を背けました。歯がないと食事が偏りますから入れ歯は本人にはなくてはならないものですが、本人以外には決して見良いものではありません。気持ち悪さのあまり、どうして丸見えになる透明の瓶を使うのだろうと祖父のその遠慮のなさによく憤慨していました。もうイヤだの域に達したとき、母にお願いして小瓶の置き場所を台所から祖父の部屋に変えてもらいました。

今自分が大人になって器は色つきのものですが、自分の両親が同じようにしています。やっぱり置き場所は台所なのです。入れ歯を見ても子どもの頃ほどの抵抗感はありませんが、やっぱり見ずに済むならそのほうが気分良く過ごせます。使い手の方からすると食事の度に洗浄や消毒のお手入れが必要だから水回りに置いたほうが確かに作業しやすいことに気付きます。でもやっぱり入れ歯はそうそう人に見せるものではないでしょう。
私はまず今できることとしてできるだけ入れ歯のお世話にならないように自分の歯を一本でも多く長く使えるように手入れをしたいと思います。日頃のケアを自分でするのはもちろんですが、半年に一度は必ず歯のクリーニングしてもらいに歯医者さんに行くようにしています。

大阪歯科センター

そしてもしとうとう入れ歯のお世話になるようになってしまったときは、自分が子ども頃に感じた不快な思いを子どもや孫にさせないような気遣いができるあばあちゃんになりたいと思います。