断熱塗料で屋根・外壁を塗装して快適に過ごそう!
土曜日 8月 12th 2017, 3:24 am
Filed under: 住まい

住宅の屋根、外壁に使われる塗料は、一般的にウレタン塗料やシリコン塗料が多く使われています。その理由は、耐水性・耐久性に優れており、コストパフォーマンスも良いためです。

気象庁のデータでは、平年(1981~2010年)の年間平均気温より、2016年度の年間平均気温は、0.88℃も上がっており、将来も上昇すると予想されています。住宅に関しても断熱対策が求められるようになっています。
そのため住宅の塗装に最近では、断熱塗料が使われるようになってきています。断熱塗料の最大の特長は、伝わる熱を抑える効果があることです。
太陽光が屋根や外壁などに当たると熱が発生します(ふく射熱)。その熱が室内に伝わることで室内が暑くなるわけです。また、外気温そのものも室内に伝わりますので、二重に室内を暑くしてしまいます。

断熱塗料は熱伝導率が低い性質を持っているので、室内に伝わる熱を抑えることができます。太陽光で熱せられた屋根や外壁の熱、外気温が室内に伝わるのを抑えてくれるので、部屋が暑くなるのを抑えてくれます。
逆に部屋の空気が外に伝わるのも抑えてくれるますので、エアコンの冷たい空気が外に伝わりづらくなり、エアコンの冷房効果を高めてくれます。
冬の寒い時期も同じ効果を得ることが出来ます。外気温で部屋が寒くなりづらくなりますし、部屋の空気が外に逃げづらくなります。
暖かい空気は軽いので部屋の上部に集まります。そのため暖房機器で温めても屋根や外壁を伝って外に逃げやすいです。断熱の断熱効果があれば、熱が逃げにくいので暖房効果は高まります。

説明した通り、熱伝導率の低い性質を持つ断熱塗料を使用することで、外と部屋の熱の伝わりを抑えられることができるので、快適に過ごすことができます。
また、冷房効果、暖房効果が高まります。部屋の温度を維持する効果も高まりますので、設定温度をさげたり、使用する時間を短くしたりすることができます。その結果、節電、節約、環境負担軽減に繋がります。
快適な室内空間だけでなく、節電、節約、環境負荷低減の効果が得られるのが、断熱塗料なのです。